釜石は、岩手県の三陸地方にあり、リアス式海岸や花の百名山の一つである五葉山などに囲まれた自然と人情味豊かな街です。花の百名山と言うだけあって、全山赤く染まるほどの山ツツジや山頂直下のハクサンシャクナゲの群落など、なかなか見応えがあります。また、海釣りや磯釣り・渓流釣りなども盛んであり、楽しみをしている方も多いようです。
釜石は、近代製鉄発症の地としても知られ、近代では釜石製鉄所を中心とした工業都市として発展しました。しかし、新日本製鉄となった後に、高炉の休止などによる合理化により、最盛期には9万人を数えた人口は約3万人程度に減少しております。
しかし、釜石にはいろいろ元気なことも沢山あります。新日本製鉄の頃からの北の鉄人で知られる日本選手権大会7連覇を遂げた新日鐵釜石ラグビー部のDNAを受け継ぐ、日本製鉄釜石シーウェイブスがあり、ラグビー観戦や応援をする楽しみもあります。
ホームグラウンドである鵜住居復興スタジアムは、ラグビーワールドカップ2019でも使用され、釜石の復興と希望のシンボルでもあります。
また、交通面では東日本大震災の復興で釜石/三陸自動車道が全線開通(無料)となり、盛岡市まで約1時間30分、宮古市や大船渡市までと約30分で往来できるようになりました。
釜石医療圏は釜石市と大槌市で構成されており、急性期医療を行う岩手県立釜石病院を基幹病院として、せいてつ記念病院・釜石のぞみ病院・釜石厚生病院・県立大槌病院と当院(国立病院機構釜石病院)の6病院と各種クリニック・診療所で構成されています。
これらの診療機関をまとめているのが釜石医師会ですが、アットホームで横の連携が良く、お互いの診療の特徴を良く理解した連携が行われています。また、学術講演会・各種医師会行事への参加など、役に立ったり、お互いの親睦を深める事が出来ます。
当院では医療圏内の病院・クリニック・診療所からの患者の受け入れはもとより、専門外の診断治療や手術治療が必要になった際には、県立釜石病院やせいてつ記念病院等へ依頼し連携して診療を行えるよう、地域医療連携にも力をいれています。